Tinder

1年に一度の七夕のような恋の話

彼と出会ったのはコロナ禍、Tinderでの出会い
彼は会社からの命令で日本帰国後、だったら田舎暮らしがしたいと山梨のあるところでリモートワークをしていた
そんな時に私とマッチし出会ったのだけれど、すぐに会うことはなく会ったのはマッチしてから数か月後の3月3日
そこから私たちはたった1か月の間だけの付き合いだった

その1か月後の4月、彼は本来の駐在場所であるマレーシアに戻っていった

それで終わるのが普通だったのかもしれない
でも私たちは未だに付き合っている
何故だろうかと思うこともあるし、日々の生活の忙しさからお互い忘れる日もあるだろう
一日も忘れることは無く彼が好きだと言ったら正直それは嘘になる

そんなんで俺らはいいんだよ、心のどこかで繋がっていれば
40も過ぎて、毎日連絡なんておかしいよ
前にそんなことを彼は言ってた

連絡が無いから、相手を思っていないわけではない
私もそう思えるようになったのは彼が離れて最初の逢瀬後に思ったことだった

今回の逢瀬で去年のことを振り返ろうかと思ったら、去年と全く同じで笑っちゃった

去年の会うまでの心境
会った日の想い

何も色褪せてなかった、何も変化してなかった

彼は当日仕事の用を済ませて向かうから何時になるかわからないと言っていたが、早く着いたようでチェックインしてなかった私に、チェックインしたからおいでとLINE
近くにいたので、すぐフロントでスーツケースを受け取り彼の待つ19階へ
扉を開けたら、ニコニコした彼が待っていた
1年ぶりで気恥ずかしい部分と早く触れたいのと色んなものがごちゃまぜになり泣きそうになった
そんな私を察するように頭をぽんぽんとする

決して「会いたかったよ」「好きだよ」なんて言わない
それがまた彼らしい

特に言葉を交わすことなく彼にくっつく
それを当たり前のように抱きしめ、笑いあう
そんな時間が流れた

私たちはほとんど会話を交わすことなくただお互いが側にいることを感じ、心が高まっていった
セックスの相性がいいわけではない
それでも彼が触れる全てが嬉しいと思える
去年も書いてて笑ったが、彼はドミナントよりのSだから、私の主導権を上手に奪う
わがままとか自己中とかではなく、私が彼に従いたくなるそんな扱いがうまいんだと思う
決して乱暴ではない、そこに愛や優しさがあるから私も全権を委ねるのだと思う

程なく1回戦を終えて、私を腕に抱き寝るのも変わらない
私は彼が目を覚ますまで彼の刺青を愛でる
これも変わらない

目を覚まして彼に「私のこと好き?会いたかった?」と矢継ぎ早に聞いた
「当たり前でしょ?もちろんだよ。ちぃ相変わらずだなwww」と笑う

何のために帰ってきてるのかってちぃのためでしょ
ちぃが夜景が見たい、横浜がいいというから横浜にしたんだよ

そう彼は夜景の見えるホテルを予約してくれた
本当は夜、デートに出かける予定だったけどめんどくさがりの私たちは電車乗りかえが嫌で出かけないことにwww

夕方お腹空いたし、何か食べようとなり牛タンを選択


私は瘦せてないけれど、どっちかというといつも食べる量は少ないので、つまみメインでww
でも美味しかった

ホテル戻るまえに、ツマミとお酒を買ってる辺りから私の体調の変化が出てきた
さっきトイレ行ったばかりなのにトイレに行きたい
なんか変な残尿感、、、
これが後の膀胱炎のスタート

最初はなんだろぐらいだったので、彼にくっついてお酒飲んだりしてた

程なくお風呂に入ろということになり
私はいつもビジネスホテルばかりで、ユニットバスがほとんどだったから狭いの嫌だと思ってたんだけどシティホテルはお風呂あんなに大きいの?
二人で入ってもゆっくり浸かれちゃうのwww
ご飯食べた帰りに入浴剤を購入してあったので、お湯の途中で入れようとしたら「一緒に入るときにシュワシュワやる」と言ったのは可愛かった
結局、色も変わらないタイプだったので残念がっていたけれどねw

そこから急激に私の体調の変化が出てきた頃、ハードなスケジュールの中移動していた彼は眠そうにしていた
先に休んでいいよと声をかけて、空いている薬局屋で漢方をゲットw

眠気と私の心配の狭間でウトウトしている彼にキスをして水を買いにまたコンビニへ

そこから私は1時間おきの尿意と激痛との戦いで朝まで格闘www
それにしても彼の寝相が悪いwそして熟睡度半端ない
お陰で1時間おきにベッドから起きても気づかれないのは良かったし、漢方のおかげで激痛が減った

程なく、彼の目覚ましが鳴った
止めてまた眠るwww
あと数時間も一緒にいられないと思うと、早く起きて欲しいけれど

それから1時間後おそらく目が覚めたのだろう
私を無言で引き寄せ、首筋にキスをする
起きたばかりの声で私の体調を気遣う
「薬が効いたみたい」と告げると私を抱く
私もこのまましないのも嫌だったので受け入れる
2回戦は尿道に近いクリは触れずなところも彼の優しさだなと思った

事後やはり私は寂しくなる
この腕を離れたらまた1年会えなくなる

察したんだろうね、彼がそんな顔しないのと
この時間を大事にまた会える日までお互い頑張るんだよ
そんな顔すら勿体ないと思う

それにちぃが来たっていいんだよと
俺の家の方がここより高いからもっと景色いいよと

そうだった、ポジティブシンキングにならなきゃ
あと数時間勿体ない!!

それから切り替えて軽くホテルで朝食をとりながら談笑して、ゆっくり時間を過ごし私たちはお互いの帰路へ向かった

会う時間を作ってくれてありがとう
来てくれてありがとう
ほんのちょっとのLINEを交わしお互いまた日常を生きる

また来年
10月の七夕のお話でした

私が毎年買ってきてもらっているなまこ石鹸


同じものは探せなかったけど、時々買うのはここのでこのプルメリアの香りが結構好きなのでおススメ
マレーシアのなまこ石鹸は、なまこをココナッツオイルにつけてエキスを抽出した「なまこ油」から作られています なまこ油から作られたなまこ石鹸は、とろっとした泡で、吸いつくような洗い上がりです。(引用)
実は私がなまこ石鹸に出会ったのは新婚旅行で行った「ランカウィ島」で20年以上前にもあったんです
その洗い上りが最高で、当時はネットもあまりだったので普及されてませんでしたが、今はどこでも買えるのはいいよね

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なまこの石鹸 Plumeria
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