私が裏垢を始めたきっかけは婚外を誰かと共有したいと思ったからなのですが、最初の頃は「お相手さん」と呼ばれる彼との出会いを惚気ていた垢だったと思う
彼と出会って飛びついてしまうほど、溺れたのは確か
当時ノーマルセックス以外したことがない私には、玩具も使ったことのない全てが新鮮だった
突然連絡が来て、玩具買ったからと後部座席でソフトシリコンタイプのバイブを入れられイキ狂ったことも今でも鮮明に覚えている
彼が私を開花させた
性に興味はあっても、ただ相手にされるがままのセックスしかしてきていなかった私には、彼との出会いで色んなことを覚えた
何よりもキスが合い過ぎた
触れるだけで電流が流れるように、溶けていく
パブロフの犬のように、唇が合わさるだけで私の蜜が溢れていく
そのスイッチを入れたのも彼である
ある意味彼が私を今の私に仕上げた
処女を失ってから、普通のセックスしかしてきてなかった私が、自分の性の扉を開け開花させたのは彼だと思う
私たちが出会ったのはコロナの真っただ中で、彼の会社も分散通勤で週3休みの時だった
なので、平日私たちは逢瀬を重ねられたし、彼に開発されちょっとの言葉で従っていたし、膣が疼くのが明らかにわかるほど熟成されてきた
野外で玩具で操作されること
拘束されること
あらゆることを教わったし、彼は私を愛でる玩具のように大事にしてくれた
ただその頃というか、婚外を始めるきっかけは「女」と見られたい部分
承認欲求が大きく、また非常に寂しがり屋でもあった
時期が過ぎ、彼の仕事も通常の土日休みに戻ったあたりから、私は彼に会えないことでグズグズなるようになった
当時の私は可愛かったなぁと思うほど
彼は気持ちは変わっていなくても、婚外市場において自分の価値があがっていることがわかると私はもっと会って抱いてくれる人を探したくなってしまった
結果としてそれが良かったのか悪かったのかは未だに答えはでないけれど、私は「お相手さん」との関係を一旦終わらせる選択をすることになった
今では独占したい、独占されたいという欲はその当時に比べて違う方向にシフトしているため、時々彼からの連絡で会うこともある
彼から「俺は終わらせたつもりないけど」と最近言われたけれど
固定という概念からは彼が外れたことは確かである
でも会った瞬間に膣が溢れるのは相変わらずで、会うのは危険だなと思ってる今日この頃という話w